婦人病・月経不順

月経不順でお悩みの方・治療中の方、是非一度、ご連絡下さい。
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月経不順(生理不順)

月経不順の種類

稀発月経(きはつげっけい)

 月経の正常周期は25~38日間のサイクルで、39日以上の長い月経周期のことを稀発月経といいます。原因は、卵巣の働きが不十分で、ホルモンが順調に分泌されていないことが考えられます。

頻発月経(ひんぱつげっけい)

 月経周期が24日以下という短いサイクルになることを頻発月経といいます。原因としては、卵巣の働きが落ちているか、ストレスによるホルモン分泌の乱れが考えられます。
 頻発月経には、黄体ホルモンの分泌が不十分で、排卵日から月経開始までの期間が短くなる黄体機能不全の場合もあります。

過長月経(かちょうげっけい)過多月経(かたげっけい)

月経期間がダラダラと8日以上続く状態を過長月経、月経血量が異常に多い状態を過多月経といい、原因としてはホルモンバランスの乱れや子宮の病気などが考えられます。過多月経に関して明確な基準はないのですが、一応の目安は、①ナプキンが1時間もたない、②量の多い月経が8日以上続く、③レバー状の塊が多い、です。過多月経の場合は、子宮筋腫・子宮内膜症・子宮腺筋症などによる場合もあります。

過少月経(かしょうげっけい)過短月経(かたんげっけい)

月経の出血量が異常に少なく、ナプキンの表面に経血がわずかにつく程度で終わってしまうような状態を「過少月経」といい、月経期間が1~2日で終わる状態を過短月経といいます。
 原因としては、子宮の発育不全、子宮内膜の癒着などの子宮に異常のある場合やホルモンの分泌異常による無排卵性月経や黄体機能不全の場合が考えられます。基礎体温をつけて、高温期がなければ無排卵性月経、高温期が9日以内なら黄体機能不全である可能性があります。


月経不順の漢方治療 

稀発月経の漢方治療
 稀発月経は、漢方医学では経行後期ともいい、主に5つのタイプに分類して治療します。
血寒-外気の寒さや雨によって冷えたり、生ものや冷たい物の食べ過ぎで、婦人科(生殖器系)が冷えた状態
気滞血於-ストレスや睡眠不足・飲食の不摂生などにより気血の流れが乱れた状態
痰湿もともとの水分代謝が悪い体質や飲食の不摂生によって消化器の機能が悪くなり不要な水分が停滞した状態
血虚貧血の体質やダイエット、長期の体調不良や出血などによって、血(栄養・酸素など)が不足した状態
腎虚-もともとの体質や過度の疲労、性生活の不摂生などにより腎の力が落ちている状態


頻発月経の漢方治療
 頻発月経は、漢方医学では経行先期ともいい、大きく3つのタイプに分類して治療します。
血熱-体質が陽性(熱をもちやすい)で、刺激物や油物・アルコールなど体に熱を生みやすい物の過食や過度のストレスによって血熱を起こした状態
陰虚血熱
長期の体調不良や体力の消耗・ダイエット・性生活の不摂生などにより、体の潤い(陰液)が不足して、相対的に体に熱症状があらわれた状態
肝鬱化熱-ストレスが長期化して、体内に熱が生じて月経周期がみだれた状態
気虚-過労や飲食の不摂生から胃腸の消化吸収が落ち、気が不足した状態

過長月経・過多月経の漢方治療
 月経期間や月経量の多い状態は、主に次のタイプに分類されます。
血熱-体質が陽性(熱をもちやすい)で、刺激物や油物・アルコールなど体に熱を生みやすい物の過食や過度のストレスによって血熱を起こした状態
気滞血於-ストレスや睡眠不足・飲食の不摂生などにより、気血の流れが乱れた状態
気虚-過労や飲食の不摂生から胃腸の消化吸収が落ち、気が不足した状態

過少月経・過短月経の漢方治療
血寒-外気の寒さや雨によって冷えたり、生ものや冷たい物の食べ過ぎで、婦人科(生殖器系)が冷えた状態
気滞血於-ストレスや睡眠不足・飲食の不摂生などにより気血の流れが乱れた状態
血虚-貧血の体質やダイエット、長期の体調不良や出血などによって、血(栄養・酸素など)が不足した状態
腎虚-もともとの体質や過度の疲労、性生活の不摂生などにより腎の力が落ちている状態